梅田は、阪急、阪神、JR2駅(大阪・北新地)、大阪市営地下鉄3駅(梅田・東梅田・西梅田)がほぼ隣接して集積する巨大ターミナルで、 その乗降客総数は約223万人。首位の新宿駅、2位の渋谷駅、3位の池袋駅に次ぐ、日本4位、西日本最大の都市ポテンシャルを備えた巨大都心を形成している。 梅田が今日のような巨大都心として歩み始めたのは、明治7年、官営鉄道「大阪」駅の開業がその発端である。 以降、明治期には阪神と阪急の梅田駅が、昭和に時代が移ると、阪急・阪神のターミナルデパートや地下鉄が相次いで開業。 そして時代と共にビルの高層化や地下街の広域化、さらに大阪駅前再開発など、大阪の玄関口にふさわしい都市づくりが進められてきた。

阪急梅田駅を中心に、阪急百貨店、HEP、阪急三番街、D・D・HOUSE…と、芝田・角田町界隈に広がる梅田を代表する商業施設の一大集積は、昔から誰言うともなく『阪急村』と呼ばれている。 世界初のターミナルデパートとして昭和4年創業した「阪急百貨店」、川の流れる地下街として注目を集めた昭和44年開業の「阪急三番街」、昭和55年、若者の新スポットとして開業し、 平成10年には都心の真ん中に観覧車のあるエンターテイメントパークとして生まれ変わった「HEP」…。『阪急村』は、いつの時代も梅田のムーブメントシーンを創出し続けてきたエリアだ。
そしてそれらの施設はリニューアルを繰り返し、常に進化し続けており、時代が変わっても人々の心を魅了するパワーを放ち続けている。たとえば、いま「阪急百貨店」では、 その建物が約80年の使命を終え、建て替えが進行しており、地上41階建の複合ビルとして2011年のグランドオープン(百貨店の南半分は2007年オープン)の予定だ。 この新しい阪急百貨店は営業面積84000m2という日本最大級のスケールを誇るものとして期待されている。  

JR大阪駅から見て北東方向に位置する「茶屋町」が脚光を集め始めたのは90年代に入ってからのこと。『毎日放送本社』や『梅田ロフト』に引き続き、 平成4年には劇場やインターナショナルホテルを備えた『茶屋町アプローズ』が誕生。さらに平成17年には、“新感覚のオトナ”をターゲットとした複合ショッピングビル 『NU―chayamachi』がオープンした。また本年3月には、茶屋町アプローズ南側に、路面店型個店による新しいライフスタイルビレッジ『アーバンテラス茶屋町』もオープンするなど、 茶屋町の発展・進展はとどまることを知らない。また茶屋町とつながる『EST』も近頃全面リニューアルしたばかり。全国初や関西初など人気のブランドが勢揃いし、そのショップ数も 全101店にパワーアップした。キタの人の流れが茶屋町エリアに大きくシフトし続けている。

『西梅田地区』は、『ハービスOSAKA』、『ヒルトンプラザウエスト』、「大阪四季劇場」「大阪ブルーノート」を擁する『ハービスENT』など、 大人の価値観にフィットするブランド街として好感度が高い。梅田のど真ん中に所在する『大阪駅前ダイヤモンド地区』は、大阪駅前再開発事業により建設された超高層ビル街。 日本初の円筒形高層ホテル「大阪マルビル」や、「ヒルトン大阪」、「E-ma」など人気のスポットが集中…。梅田の懐の深さは、そんなコアゾーンが多彩に用意されていることだ。