この街に暮らす

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この街に暮らす

歴史ある住宅都市が、いま、住民との協働でより高度な安全づくり、環境づくりにチャレンジしています。

  <服部緑地 東中央広場>

住まい選びのひとつの指標となる、行政や市民による街づくりをご紹介する「この街に暮らす」。第5回目は、公共交通や幹線道路、空港など交通の便に優れ、豊かな「市民力」「地域力」で発展を続ける豊中市をご紹介します。「救命」や「環境」に関する取り組みを、市民と行政が一体となり、より高いレベルで行われている様子をリポートします。

都心に隣接する、教育・文化の先進地。

 1910年に箕面有馬電気軌道(現在の阪急電鉄宝塚線)が開通して以来、沿線各地で住宅開発が進み、良好な住宅都市として発展してきた豊中市。
 大阪府内で最初に公民館を設置したり、日本で初めて「動く図書館」を開始するなど、早くから社会教育環境の整備に着手。1962年には千里ニュータウンが開発されるなど、都市基盤の整った教育文化都市としても知られています。
 また豊中市は空の玄関口として大阪国際空港が立地するほか、幹線道路網や公共交通網の整備も進み、ひとつの市にこれだけ交通が充実しているのも珍しいといえます。
 一方、市街化が進みながらも、小説の舞台となった地域や和歌で詠まれた歴史的景観、服部緑地や千里中央公園など緑豊かな公園にも恵まれています。1913年建設の豊中グラウンドは、全国高等学校野球選手権大会や全国高校サッカー選手権大会などの前身である大会が初開催された場所でもあります。
 現在、豊中市は「子どもたちの未来が輝くまちづくり」を市政運営の基本理念としています。その一環として、豊中市次世代育成支援行動計画「こども未来プラン・とよなか」に基づき、「育児支援家庭訪問事業」や「子育て相談」「とよなか地域子ども教室」など、未来を担う子どもたちの健やかな育ちと子育てを支援しています。

原田城跡・旧羽室家住宅

阪急曽根駅を西へ歩くと、静かな住宅地の中に、中世の城郭跡「原田城跡」があります。敷地内には昭和初期建築の邸宅で、国登録有形文化財の「旧羽室家住宅」もあり、歴史の重みを実感できるスポットです。この「旧羽室家住宅」を舞台に活動している団体が「とよなか・歴史と文化の会」。市と共同で建物の保全・管理をするとともに、豊かな地域文化の再生を目指し、様々な活動を展開。土・日には、郷土史講座や、紙芝居・剣玉などの昔あそびイベント、落語会、美術展などの催しが行われており、地域の市民の憩いの場や文化交流の場として活用されています。

原田城跡
1547年に細川晴元勢に攻略され1578年には織田信長の配下の武士が在番したことが知られている原田城。当時の城域は東西約160m、南北約320mの規模を有し、堀もあったといわれています。

旧羽室家住宅
洋室と和室を配し、離れに書院風の和室を設けるなど、伝統様式の内に近代を巧みに取り入れた和洋折衷式の住宅です。庭は中世城郭の土塁を築山に見立てた簡素な日本式の庭園で、敷地内には様々な植物が生育しています。
○開館時間:12:00~15:30 (土・日曜日)
○イベントに関するお問い合わせ:
TEL:06‐6841‐3725
(土・日曜日12:00~15:30)

 

千里文化センター コラボ

新千里出張所、千里老人福祉センター、千里保健センター、千里図書館、千里公民館の5施設で構成されている複合型公共施設。千里中央に近い市民の便利スポットというだけでなく、写真・絵画の作品展示や講演会などに使える多目的スペースなどもあり、市民の出会いと学びを生み出す、新しい地域拠点です。

千里文化センター多目的スペース
○開館時間:9:00~21:00
○休館日:年末年始(12月29日~1月3日)
○お問い合わせ:TEL:06-6831-4133


おとなも子どもも一緒になってつくる。救命力世界一のまち。

 少しの勇気で「救える命を救う」ことができる街づくりを目指して、豊中市は2010年1月に「救命力世界一」を宣言しました。
 心肺停止者の救命率(※1)が、世界最高水準の23.7%(※2)という数字を誇る豊中市(都道府県では富山県17.6%が最高)。
この高いレベルの救命率を支えているのは、市民・事業者、救急隊、地域医療機関との連携です。特に市民や事業者の皆さんの意識が高く、消防本部が行う普通救命講習会は、2008年では8,552人の方が受講。
 講習の内容は、安全の確保、傷病者の容態確認、救命手当など、実践に即したものです。講習を受けた人が救命手当を行い助かったケースも増えているとか。消防関係者の方に伺うと「救急隊が現場に到着する前に、居合わせた人がAEDを使用し、意識まで回復した事例や、胸骨圧迫心臓マッサージが行われ、救急隊、医師に引き継いだ結果、後遺症もなく、社会復帰できた事例も数多くあります。医師からも、現場に居合わせた人の救命手当が良かったなど、たくさんのお褒めの報告をいただいております」と振り返ります。
 また公共交通機関などの事業所が「市民救命サポーター・ステーション」として活動。従業員の方から協力を得て、市内のどこで傷病者が発生しても救命手当ができる環境づくりを目指しています。

※1 「救命率」とは、心臓疾患が原因で心肺停止し、心肺停止時点を一般市民により目撃された人で 1ヵ月後も生存されていた人の割合です。

※2 総務省の2008年の救急蘇生(そせい)統計による。

講習風景

豊中市が誇る「救命力」

ジュニア救命サポーター事業について

ゴーヤのカーテンをはじめ、楽しく、地球にやさしいプロジェクトが進行中。

 豊中市では緑や花による美しいうるおいあふれる街づくりのために「緑化リーダー養成講座」を開講しています。講座では土づくりや種まきをはじめ、花づくりや花壇づくりなど、植物やガーデニングに関する知識や技術を学ぶことができます。この講座を終了した人たちで組織される「豊中緑化リーダー会」では、行政と協働で地域や学校などでの緑化活動や公園の自主管理などを実践しています。
 また豊中市では、2008年から緑に関わる活動をしている人たちが集まる場「豊中みどりの交流会」を発足。その活動のひとつとして、「みどりのカーテン・プロジェクト」が行われています。みどりのカーテンとは、ゴーヤなどのつる性植物を使って、日差しを遮るカーテンをつくること。昨年は市内23の小学校や10の施設で取り組まれました。「ゴーヤに花があるなんて知らなかった」「毎日成長を感じられて感動した」などの感想も聞かれるようです。また収穫後はゴーヤ茶など、ゴーヤ料理にも挑戦。自然に触れる機会が少なくなった子どもたちに「みどりの楽しみ方」を伝える、まさに生きた環境学習といえます。
 市民一人ひとりが緑を増やし、それを次世代へつなげていくという考え方が、豊中市ではますます広がっています。

【お問い合わせ】
「緑化リーダー養成講座」「豊中緑化リーダー会」について 
花とみどりの相談所 TEL:06-6863-8439

青々と茂る大池小学校の「みどりのカーテン」

お家に帰って、さっそくゴーヤ料理に挑戦

「緑化リーダー養成講座」の講習風景


地球にやさしい暮らしってどんなこと!?見て、触って、乗って、身近な乗り物から考える。

 次世代を担う子どもたちに、環境問題を自分たちの問題として考えてほしい。そのためには子どもたちの目線で、分かりやすく語っていく必要があります。
 豊中市では、多種多様な環境問題を交通という側面から考えてもらう「交通環境学習」を5年前から進めています。その中のひとつが子どもたちに関心が高いソーラーカーやバイオディーゼルバス、燃料電池車などの車を校庭に集めた「クルマ大集合」というプログラム。排ガス実験や試乗体験などを通じて、社会における車の役割を理解したり、日常の中で地球環境にやさしい暮らし方を考える場にもなっています。学習したことを家に帰って親に報告することで、家庭でも環境について話しあうきっかけにつながっています。
 また、日本航空の機長や大学教授などをゲストティーチャーとして学校に招く出前授業も開催。交通の専門家と直接交流することで、車だけでなく様々な分野での環境活動についての正しい知識と考え方を学んでいます。
 その他豊中市では、国際的な視野からも環境学習を行っています。大阪・神戸ドイツ連邦共和国総領事館の協力を得て、環境先進国といわれるドイツの人びとの環境に対する意識や日常生活における取り組みなどを紹介しています。

校庭に集合したエコカーについて
学ぶ子どもたち(クルマ大集合)

日本航空の機長と客室乗務員による講義
(とよなか子どもエコクイズ大会2010)


豊中市で展開中の地球温暖化防止地域計画に基づく事業について

とよぶん・文化・STATION

豊中の様々な地域に広がる市民文化活動を、『とよなか文化』としてネットワーク化することを目指し、2010年9月に文化イベント「とよぶん・文化・STATION」が開催されます。ダンスコンテスト、民族音楽、地域の昔の写真展、地元商店街での仮装パレード(予定)など、楽しいイベントがいっぱい。阪急豊中・蛍池・岡町の三駅周辺を会場として行われます。文化活動の発表によって市民がつながり、地域が活性化していく。豊中の新しい試みに大きな期待が寄せられています。

○イベント開催日:2010年9月18日(土)、19日(日)

■会場:豊中駅前人工広場

ペルーダンス

 

チンドン屋さんのワークショップの様子

■会場:すてっぷホール

子ども日舞


プレイベント「This is とよぶん」の様子(2010年3月21日開催)

ぬくもりサロンとよなか

掲載内容は2010年6月現在の情報です。

「ジオ」シリーズマンションの第一号物件
誇らしき系譜を今に受け継ぐ 「中桜塚3丁目」に「ジオ豊中 中桜塚」誕生。

「ジオ豊中 中桜塚」イメージイラスト

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