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ジオができる街

いい街コレクション。
エリアの魅力やおすすめスポットをご紹介!

豊島区要町千川

豊島区要町千川

大都会の息吹と四季を感じるおだやかな暮らしが調和する閑静な住宅街

新宿駅に次ぐ乗降客数を誇る池袋駅。1990年に「東京芸術劇場」がオープンし、隣接する池袋西口公園もイメージを一新した西口は、さらにEchika池袋、Esola池袋、ルミネ池袋店が次々と誕生。いまや街中がショッピングスポットともいえるエリア。そんな池袋駅西口から約3キロ圏。豊島区の要町・千川エリアは、都心の喧騒を忘れた静かな住宅街が広がる。

千川という地名は、江戸の六上水のひとつであった千川上水に由来するもの。その一部が東京都の清流復活事業により「千川親水公園」に整備され、バラのアーチも有名な谷端川緑道とともに散策に好適。都心を身近にしながら、四季の自然を楽しめる格好のスポットでもある。

アートが生まれた街

昭和初期、文化・芸術家が多く移り住み、さまざまな活動が展開された豊島区要町・千川周辺。いくつもの「アトリエ村」が生まれ、独特な世界を築きあげていたこのコミュニティは、フランスのモンパルナスにちなんで、「池袋モンパルナス」と呼ばれる。この地で活躍した画家・熊谷守一のアトリエ跡は、現在「熊谷守一美術館」として一般に公開。館内には絵画や書などが展示され、貸しギャラリーも併設。美術館の近くの「アトリエ村資料室」にはアトリエ村に関する資料が公開・展示されている。ちょっと足を延ばして、彫刻家・中野素昴氏のアトリエがあった場所が公園となり、寄贈された4体のブロンズ像が展示されている「千川彫刻公園」や、「小鳥がさえずる公園」も訪ねてみたい。

豊島区立熊谷守一美術館
豊島区立熊谷守一美術館
住所 豊島区千早2-27-6
電話 03-3957-3779
開館時間 10:30~17:30(金曜日は20:00まで)
休館日 月曜日
観覧料 一般500円 中・高・大学生300円 小学生100円

戦後の代表といえば、南長崎3丁目にあった漫画家の聖地「トキワ荘」。手塚治虫や赤塚不二雄ら多くの漫画家が暮らしていたことで知られている。かつての「トキワ荘」からほど近い南長崎花咲公園内には「トキワ荘のヒーローたち」の記念碑。ブロンズ製のモニュメントにはトキワ荘が忠実に再現されており、記念碑のプレートには手塚治虫氏をはじめ、トキワ荘で共同生活をしていた漫画家たち10名のイラストが、若き日の自画像で描かれている。

小鳥がさえずる公園
小鳥がさえずる公園
住所 豊島区千早3-14-19
南長崎花咲公園/トキワ荘の記念碑
南長崎花咲公園/トキワ荘の記念碑
住所 南長崎3-9-22

アカデミックな空間を身近に

池袋から要町に向かってちょっと足を延ばすと、落ち着いた学びの舎が点在。その代表格である立教大学は、ウィリアムズ主教が1874年(明治7年)、築地に英学と聖書を教える私塾として開講。当初は立教学校と称し、のちに立教大学として池袋に移転したのは1918年(大正7年)のことという。有名な鈴懸の径などが広がる緑豊かなキャンパス内には、ツタの絡まる本館校舎(モリス館)など格調高い建物の数々。高い天井に黒い梁、漆喰の壁がノスタルジックな雰囲気を醸す第一食堂も同大学のシンボリックなスポット。大学に隣接する旧江戸川乱歩邸は、現在立教大学が管理をしており、週1回公開。内部の様子はHPでも見ることができる。

立教大学
江戸川乱歩邸
旧江戸川乱歩邸
住所 豊島区西池袋3-34-1
電話 03-3985-4641(立教大学江戸川乱歩記念大衆文化研究センター)
開室日 月・水・金曜日の10:30~12:00 13:00~16:00(公開は金曜日のみ)
入館料 無料
HP http://www.rikkyo.ac.jp/aboutus/
profile/facilities/edogawaranpo/

西池袋2丁目には自由学園明日(みょうにち)館。キリスト教の精神に基づき、自ら考えて行動ができる人を育てたいとの教育方針で1921年(大正10年)に羽仁吉一、もと子夫妻が創立した自由学園。ここ明日館は、その設立当時の校舎として、帝国ホテルの設計者として知られるフランク・ロイド・ライトが設計。現在は重要文化財の指定を受けている建物。木造に漆喰の壁を採用、中央棟を中心に左右シンメトリーに建物を配したライト特有のプレイリースタイル(草原様式)といわれ、幾何学模様の意匠にこだわりデザインされた窓枠や桟が美しい。

現在、明日館は展示会やコンサート、結婚式の会場として利用が可能。また館内は自由に見学でき、ホールでは手作りのお菓子とドリンクで寛ぐことができる。ライトについて学ぶ講座なども多彩で、毎年8月の夜間公開日には、一夜かぎりのビアテラスが催され、人気を博しているそうだ。

自由学園明日館(内部)
自由学園明日館(外観)
自由学園明日(みょうにち)館
住所 豊島区西池袋2-31-3
電話 03-3971-7535
開館時間 10:00~16:00(15:30までに入館)、毎月第3金曜日は夜間見学あり18:00~21:00(20:30までに入館)、休日見学10:00~17:00(16:30までに入館) ※休日見学は事前に問合せを。
休館日 月曜日
入館料 400円(喫茶付は600円、夜間のビール付は1000円)
HP http://www.jiyu.jp/

スイーツ!スイーツ

住宅街にオレンジ色の外観がひときわ目を引く「エコール・クリオロ」。フランス人のパティシェ「サントス・アントワーヌ」氏が生み出すセンスのよいスイーツが人気の店で、オリジナリティあふれる芸術的ともいえる洋菓子が並ぶ。氏のスイーツの特色は、手間を惜しまず、ひとつのケーキの中に、いろいろな食感を表現することにある。サクサク感とクリーミーな感触が口の中で見事なハーモニーとなって広がるケーキ。また“サントス式乳化法”を独自に編み出した口どけのいいチョコレートも同店のスぺシャリテ。そのほか、パンやワイン、アイスクリームなどがあり、店内のイートインスペースで味わうこともできる。自慢のホットサンド「パニーニ」のランチもお勧め。そして、エコールの名の通り、菓子教室も開催され、こちらも人気となっている。

エコール・クリオロ外観
エコール・クリオロ ケーキ写真
エコール・クリオロ
住所 豊島区要町3-9-7
電話 03-3958-7058
営業時間 10:00~19:00
定休日 火曜日

もう1店ご紹介したいのが、マフィンの店「mufmuf」。お菓子づくりが大好きという横山信子さんが、趣味が高じて開いたというこの店には、甘いマフィン50種、食事マフィン20種のレシピの中から、週替わりで9種のマフィンが登場。トマト&チェダーチーズ、キーマカレーといったものから定番のチョコレートマフィンなど、どれもふわっと焼き上げたくせのないおいしさ。木の温もり薫る店内で、寛ぐこともできる。

mufmuf外観
mufmuf店内
mufmuf
住所 豊島区要町3-10-4 岩田ビル1階
電話 03-3959-3767
営業時間 10:30~19:00
定休日 月・火曜日

子育てに、そして暮らしに優しく…

近くに24時間営業のマルエツ池袋店なども整う便利なこのエリア。そんな中、ちょっと足を延ばしてみたいのが、千川駅近くのこだわりのスーパー「ビッグ築地」。築地という店名だが、店舗はここ1店のみ。瀬水社長によると、「とにかく良いものを安くをモットーに、食材のプロが築地で仕入れた食材を提供しています」とのことで、開店の朝10時前にはすでに客が並ぶ盛況ぶり。取り扱い品目は、“築地”の名の通り、鮮魚と鮮魚加工品が主流で、野菜、果物、調味料等の一般食材も揃う。住宅街の中に出現した魚河岸といった雰囲気の店である。

都内屈指のショッピング・レジャースポット池袋を気軽に使いこなせることはもちろん、学校、幼稚園、保育園などの教育環境、子育て支援も活発な「区民ひろば」などの公共施設も身近に整ったこの街の環境は、日々の暮らしをおだやかに、そして優しく育んでくれるに違いない。

ビッグ築地外観
ビッグ築地
ビッグ築地
住所 豊島区要町3-8-5
電話 03-3530-0081
営業時間 月曜日~土曜日 10:00~17:00
定休日 日・祝日 年始 夏季休暇
(2010年8月取材)