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大阪新阪急ホテルの窪田秀樹さんは、自身の名を冠するお菓子が販売されるほどの、人気パティシエ。
その名を一躍有名にしたのは、世界料理オリンピックでの金賞受賞でした。出場55カ国、4年に一度の料理競技会の日本代表チームに選ばれたのは29歳の時。「当時は15人いるチームの中で最年少でした。トップレベルの料理人たちとチームを組み、2年以上という準備期間を経て、賞をいただいたのは本当に大きな財産です。今でもチームメイトとの交流は続き、相手の厨房を訪れたりして、刺激をもらっています」。
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「見た目、味、すべてにおいて、これまでにないものを皆様に提供していきたい」と窪田さんがいうように、どの作品も食べる前から心を魅了する、愛らしさを含んでいます。「女性の目をひくものはスタイリッシュさよりは、かわいさだと思っています」。発想の源として女性ファッション誌や映画などから、常にトレンドを取り入れているとのことです。
そして前例にとらわれない味の組み合わせも窪田作品の特徴。以前マスカルポーネのムースの中に、みたらし団子のタレのジュレなどを組み入れたケーキを創作。「これは試行錯誤をくり返す中で生まれたアイデアです。未知の素材同士の組み合わせを常に考えていますね」。


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そんな窪田さんにとってお菓子づくりとは何かをうかがうと、「お菓子は化学なんです」という答えが。
「お菓子の材料は基本的には砂糖、粉、卵、乳製品の4種類。混ぜたり、焼いたり化学反応させることでクッキー、シュークリームなど、あらゆる種類のお菓子をつくれる。そんなところがたまらなく面白いんです」。
最後にお菓子を通じてどのようなことを感じて欲しいかをお聞きしました。「私の考え方ですが、お菓子は控え目であるべきだと思います。ホテルではまず空間、時間が第一。おいしいから会話がはずみ、空間が色めきだつ。そんな喜びの瞬間を感じていただきたいです」。
かたちで心をひきつけ、意表をつく味の組み合わせで感動させ、その場の空気を上質に変えるお菓子。この冬、最高の逸品をいただくもよし、自らつくってみるのもよし。お菓子を通じて、口福な時間を過ごしてみませんか。


